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ppmとは

「ppm(ピーピーエム)」とはなにか?
次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウムに限らず、液体の微量な濃度を示す単位は「ppm」(parts per million/パーツ・パー・ミリオン)という言葉が用いられます。
またppmは「g(グラム)」や「L(リットル)」などの”単位”ではなく、「100万分の1」という”割合”を表しています。

ppmは%(パーセント)と同じように使い、ppmは百万分の1を表しますので、100万ppmが100%と同じになります。

液体でppmを用いる場合は、1ppm=1mg=0.0001%

液体でppmを使う場合は重量比を用いますが、特に水溶液(水)の場合は[mg/L=ppm]として扱います。具体的には、水1Lを1kgとし、水1kgは1,000g(グラム)であり、これをさらに1,000分の1、つまりm(ミリ)の単位に換算すると、1,000,000mg(ミリグラム)になり、1ppmは1mgとして表現されます。

例えば、塩素濃度200ppmの次亜塩素酸水というのは、水1リットル辺り200mgの有効塩素≒次亜塩素酸(HCLO)が含まれているということです。

「速効!ジアエンド。」では、2リットル、または20リットルに1包を基準として「210ppm(mg/L)」の次亜塩素酸水が生成できるようになっています。

この度の新型コロナウイルスに対しての有効性評価として厚生労働省や、NITEによる有効性の発表では、「速効!ジアエンド。」が該当する、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを主成分とする次亜塩素酸水については、100ppm以上で20秒間接触した場合に99.9%のコロナウイルス不活性化の実証が公表されました(注1)。

尚、表2の次亜塩素酸の各種ウイルスに対するCT値※を参考にし、有効塩素濃度「210ppm(mg/L)」の次亜塩素酸水の理論値としては、インフルエンザウイルスやノロウイルスには、わずか0.5秒以内にウイルスが不活性化されることになります。
インフルエンザウイルス(RNAウイルス エンベロープ「+」)と同等のウイルス種である新型コロナウイルス(注1)については、インフルエンザ同様に、今回の有効性実証20秒より更に短い時間での不活性化が期待できます。

また、『元の汚れがひどい場合は 200ppm 以上が望ましい(令和2年6月26日現在|経済産業省、消費者庁、厚生労働省)』とされているように、有効成分である次亜塩素酸(HCLO)は汚れによる分解がされやすい性質の為、速効!ジアエンド。で生成した次亜塩素酸水はあらゆる場所へご利用いただけます。
また、濃度を上げることで実質的にはウイルスの不活化は短時間で効果が期待できますが、人体の影響を考慮すると、濃度を上げるのではなく、量を多く使うことで十分な効果が期待できます。

注1)CT値とは、ウイルスを不活化する際に必要な、接触時間(分)×有効濃度(ppm)で算出する値です。ウイルス毎の値を確認すれば接触時間に対して必要な濃度、または濃度に対して必要な接触時間の理論値が確認できます。尚、新型コロナウイルスについては正確なCT値データは未確認。

注1(出典:新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価(最終報告)|NITE)

(出典:CT値の活用方法 p13-14|関 秀行)