フリップフラップ消毒(モノクロラミン消毒)開発者

関 秀行プロフィール
<日本の水道と共に歩み続け、水を知り尽くした研究者>
プール水槽の衛生管理の分野で、実際の施設現場でそこの水質管理実務者と一緒になって、水質面と衛生面での改善に努める。
レジオネラ問題が発生した直後から、プール施設に併設されているジャグジーや浴槽のレジオネラ対策にも取組み、
多くの現場実験を重ね、実用的で確実な結果を得ることができるレジオネラ対策を研究。
PAC凝集法、紫外線処理やモノクロラミン処理など多数の特許を取得。
【主な著書】
  • 「誤解だらけの水道水」草風社(1994)
  • 「環境衛生学の最先端」(株)メルス技研 R&Dセンター(2013)
  • 「微生物とその不活性化」(株)メルス技研 R&Dセンター(2014)
  • 「関秀行:論文・報文・提言・解説/総集編」(2016)

レジオネラ症防止対策に最適

遊離残留塩素消毒とモノクロラミン(結合塩素)消毒を繰り返し行うこの消毒法は、
レジオネラ属菌が増殖するメカニズムの解明から考案された消毒法です。

この消毒法は厚生労働省研究班の研究でも追認され"循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル"
モノクロラミン消毒について追記されています。

優れた特徴

  1. 低刺激性
  2. アルカリ性泉に使用ができる
  3. 水中での残留時間が長い
  4. 設備投資が不要
塩素臭くならず無味無臭 食品添加物グレードで安心

フリップフラップ消毒(モノクロラミン消毒)の効果とは

STEP1
ヌメリの原因はコレ
温かい場所が大好きなアメーバーは、人の手の届かない配管内やグレーチングの下で繁殖しています。
これがいわゆる"ヌルヌル""ヌメヌメ"の原因です。
STEP2
レジオネラ属菌とアメーバの出会い
レジオネラ属菌は隠れ宿とするアメーバに出会うと、これをエサにし増殖していきます。
STEP3
モノクロラミンの登場
モノクロラミンは遊離残留塩素と違い、長時間水中に残留することができます。
モノクロラミンはアメーバに浸透し、休眠化(シスト化)させて活動できなくさせます。
更に、アメーバはバイオフィルムをつくるヌメヌメ液の分泌もできなくなります。
もしレジオネラ属菌は宿とするアメーバに出会えなければ、消毒剤なしでも一夜もあれば栄養失調で大部分が死んでしまいます。
STEP4
休眠化(シスト化)したアメーバ
休眠時間は約3~4日と言われており、そこから活動を始め覚醒(脱シスト)するまでに、
フリップフラップ消毒(モノクロラミン消毒)を定期的に行い、常にアメーバを休眠化状態にします。
STEP5
ヌメリの排出
定期的にフリップフラップ消毒(モノクロラミン消毒)を行っていると、浴槽や排水に配管やグレーチングに住んでいたアメーバが流れ出ていきます。
これはフリップフラップ消毒(モノクロラミン消毒)の効果の表れです。

ランニングコスト

湯量 10t以下 10~20t 20~30t 30~40t 40~50t
基本使用量 A剤・B剤各1包 A剤・B剤各2包 A剤・B剤各3包 A剤・B剤各4包 A剤・B剤各5包
年間コスト 約5万円 約10万円 約15万円 約20万円 約25万円

※1日1回、1週間に3回使用した場合

  1. 浴槽やグレーチング溝・配管内のヌメリまで徐々に解消
  2. 高濃度塩素消毒によるお湯の入替コストもカット
  3. 循環水も捨てずに使用できるためコストカット
【商品内容】
  • A剤  グラニュー塩素剤(食品添加物グレード) 30包入
        (次亜塩素酸塩)
  • B剤  アンモニウム剤 (食品添加物グレード) 30包入
価格 1セット(各30包入)/15,000円(税別)

※送料別途

フリップ・フラップA剤・B剤イメージ

使用方法 例)10t以下の浴槽

  1. 利用開始当初は1日に1回、1週間ほど毎日添加してください。
    通常は2~3日に1回のペースで添加するだけでバイオフィルムの発生を抑制できます。
モノクロラミンは結合塩素(クロラミン)のひとつです
モノクロラミンはpH7以下でダイクロラミン→トリクロラミンの順へと分解されてしまいます。
これが原因となり、刺激臭や体への刺激を起こします。本剤を使用の際には、pH管理に十分に注意してください。

使用できない環境および欠点

  1. 酸性泉
  2. 動植物の飼育場所
  3. 土壌
  4. 長期保存不可

※注意※ 動物が生息する場所ではご使用いただけません。

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【販売代理店】
株式会社ピーエスジェイコーポレーション
[大阪本社]
〒586-0001 大阪府河内長野市木戸2-22-17
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【製造元】
株式会社ピュアソン